井口喜雄

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    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト YEN蔵 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    2020年5月16日
    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト YEN蔵 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    機関投資家の時代から個人投資家の時代へ 井口 外資系銀行で20年にわたって為替のディーラーとしてご活躍してきたYEN蔵さんですが、当時の為替相場はどうでした? YEN蔵 1980年代から2000年代前半までは為替に限らず、市場全体が金融機関主流の時代だったので、その時代の相場に携わっていたことはラッキーでした。今は各証券会社がものすごく安いコストで通貨ペアを提供していますし、マーケット情報も無料で発信しているので、金融機関中心から個人投資家の時代になっています。個人投資家に「安いんだからもっと取引しろよ」くらいはいってもいいと思いますよ(笑) 井口 ドル円のスプレッドの主流がついに0.2銭になりました。それについてはどうお考えですか? YEN蔵 為替レートはデフレになっていくと値動きが小さくなり、投資家も証券会社も利益を得ることができなくなります。ほどほどに動いて、フラッシュ・クラッシュがない穏やかな相場がお互いに一番メリットがありますよ。 井口 おっしゃる通りです。一日に100~200pipsくらいボラティリティがある相場に戻ってほしいと思っています。 YEN蔵 1990年代はドル円…
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    2020年5月13日
    ダウンサイドリスクに警戒か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 FRBもマイナス金利導入? パウエルFRB議長の発言に注目 昨日のNY市場からマーケットはややリスクオフの展開となっています。新型コロナウイルスに対する中国と西側諸国との対立が悪化しているほか、感染拡大第2波への警戒感が高まったことで米国株が大幅安となり、ドル円も一時107.10円付近まで下値を拡大しました。 また、米国もマイナス金利導入という観測が高まるなか、本日22:00にパウエルFRB議長の発言が予定されています。FRBは既に十分な緩和策を実施しており、パウエルFRB議長がマイナス金利導入に向かうとは思えませんが、トランプ大統領がマイナス金利の導入を要求していることもあってそれなりのプレッシャーはありそうです。仮にマイナス金利に踏み込んだ発言があった場合は大きく動意付くため、念のため警戒が必要でしょう。 ダウンサイドリスクに警戒 ドル円、クロス円はダウンサイドリスクを抱えながらのトレードになります。昨夜、米国主要3指数は大幅安となりましたが、まだ世界的に株価は割高と感じます。経済はアフターコロナのかなり先…
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    2020年4月22日
    方向感の見えないドル円はひとまず見限るのがスマート!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 原油次第のマーケット 原油に振らされる状況が続いています。WTI原油先物は5月限から6月限へのロールオーバー(切替)の際にパニック的な投げ売りから一時マイナス価格になるという非常事態となりましたが、その6月限も下落を止めることが出来ていません。このまま不安定な原油価格が続くようであればリスクオフマーケットは継続という事になるでしょう。また、気になるところでは北朝鮮の金正恩委員長の容態悪化の報道です。真偽のほどは不明ですが、仮に最悪の事態となれば北朝鮮の不安定化が意識され初動は円高で反応すると思います。 ドル円はレンジ内での戦い 原油が歴史的な急落をしているなか、ドルキャッシュを求める動きとリスクオフの円買いが散見しており、ドル円の方向感は出ていません。方向感がだせないドル円は先週の高安106.93円から108.51円のレンジ内で勝負することとなりそうです。同じ方向に向かいやすい状況なだけにレンジの上下限でトレードするオペレーションは何回か使えると考えています。しかし、動き始めると止まらないのが今のマーケットでは…
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    2020年4月15日
    マーケットは楽観しすぎ? ドルはダウンサイドを意識[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 楽観しすぎのマーケット マーケットは、FRBによる大規模資金供給を背景にドル安、OPECの減産を不十分とみた原油安、コロナウイルス終息後を見越した株高となっています。このなかでFRBの異次元緩和からのドル安と、減産合意が日量970万バレルに留まった原油安については腑に落ちますが、NYダウを始め世界的な株高に関してはやや先行き期待が過ぎるように感じています。 株のバーゲンセールに乗り遅れたくない参加者もいるのでしょうが、新型コロナウイルスの感染状況や、この先に待っているリセッションを考えると過度な楽観は禁物かもしれません。かなり先のストーリーを見ていることはもちろんわかりますが、どこかでマーケットが悲観に変われば一気に崩れる展開は想定しておく必要があります。 イベントは無風通過か 本日は多くの重要イベントが予定されています。米主要金融機関のバンクオブアメリカ、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックスの決算発表のほか、米経済指標でも小売売上高などがあります。本来であれば注視すべき指標ではありますが、コロナ相場のマー…
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    2020年4月8日
    上がるも下がるも原油次第[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 上がるも下がるも原油次第 昨日はコロナウイルスの感染者鈍化傾向から上昇したNYダウを背景にドル円も109円台で推移していました。しかし、引けにかけて、米エネルギー情報局(EIA)が「短期エネルギー見通し」で今年の価格予想を引き下げたことをきっかけに原油価格が下げに転じると、ドル円もつられて下落し109円を維持することをできずに取引を終えています。 明日はOPECとロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」の緊急会合が予定されており、マーケットは今、原油価格に大きく振らされるだけに注目が集まっています。ただし、トランプ大統領はサウジアラビアとロシアに対し日量1000万バレル以上の減産を求めていますが、サウジアラビアは大幅減産には合意しないとの報道もあり、目が離せません。 FOMC議事録は材料視されない 本日はFOMC議事録公表が予定されており、3月に実施した臨時会合で大規模緩和決定に至った理由が明らかになります。しかし、すでにパウエルFRB議長が「経済活動の急停止で影響を受ける企業や国民の資金供給を支え、経済…
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    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト Sai 後編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    2020年4月7日
    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト Sai 後編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    【前編はこちら】 ・現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト Sai 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄] 金額にこだわらず相場全体を広く見る 井口 投資歴はどれくらいですか? Sai 最初は株式投資から始めて、2年くらい経過してからFXを始めました。合計すると17年目です。24時間取引可能なFXは仕事が終わってからでもトレードできるので、生活スタイル的にFXにしようと考えました。 井口 かなりのベテラン投資家ですね。資産状況についても可能な範囲で教えてください。 Sai 資産を増やすことはあまり気にしていないので、実は口座にいくらあるのかよく分かっていないです。日常生活でも全てクレジットカードで決済しているので、月にいくら使っているかも把握していません。ただ、ほしいものがないのでお金はあまり使わないですね。 井口 資産がある程度まで増えると気にしなくなるということですか? Sai 私はすごく面倒くさがり屋で、今月使った金額がいくらなのかを考えるのも面倒くさいんです。それによって自分の行動が制限されるのが嫌ですし、小さなお話になりますが、買…
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    2020年4月1日
    ドル円はダウンサイドを意識か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 本邦実需勢は売り目線 新年度に入ってマーケットは若干落ち着きを取り戻しつつありますが、ドル円、クロス円は簡単に1円2円動く相場が続いており、引き続きボラタイルな相場であることに変わりはありません。今朝方に発表された3月日銀短観はコロナウイルスの影響から7年ぶりの低水準となりましたが、事前予測との乖離が少なかったので値動きは限定されています。ただし、日銀短観で発表された2020年のドル円想定レートは107.98円としており、本邦実需勢は108円台であれば売り目線になるでしょうから上値は重くなりそうです。 ドル円はダウンサイドを意識 今週の値動きを見るとドル円は107円ミドルに収束しているようなので、本日のレンジは107.50円を中心に106.50円~108.50円を想定しています。ただし、エントリーはダウンサイドを意識しながらのトレードになます。理由としては年度末を通過したことでドル需要が減退しているほか、新型コロナウイルスの欧米感染者数を見る限り、リスク局面ではどうしても消去法的に円が選好されるような気がしてい…
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    2020年3月25日
    盲目的なドル買いは一旦終了?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 NYダウ 上げ幅過去最高  世界各国の中銀が緩和スタンスを示しているほか、米国の2兆ドル規模の大型経済対策が実施されるとの期待からNYダウは2,112ドル高の11.3%という値幅で高騰しており、過去最高の上げ幅を記録しました。株のパニック的な暴落は収まりつつあり、VIX指数も60台と高水準ですが、低下傾向にはあり、為替もクロス円を中心に買い戻しの動きが見られています。 また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産構成の見直しにより4月から外債比率を10ポイント引き上げて25%とする方針を示しており、こちらもクロス円にとっては追い風となりそうです。  ドル買いは一旦終了?  クロス円に関しては上昇傾向が見えてきましたが、ドル円に関しては111円台での戻り売りを考えています。新型コロナウイルスのパンデミックから世界的なリセッション懸念は避けられないものの、兎にも角にもドル買いといった異常な流れは一旦止まったように思います。実際に短期金融市場を見てもドル金利は徐々に冷静さを取り戻しつつあり、先週まで続いた過…
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    2020年3月18日
    ドルロングは悪くない戦略!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドルキャッシュの需要高まる 新型コロナウイルスによる世界的なリセッション警戒から株価は引き続き大荒れでNYダウも連日1,000ドル以上の乱高下を繰り返しています。ただ、世界同時株安の影響からドルキャッシュの需要が高まっており、株が荒れている割にドル円は堅調です。本日もFF金利(フェデラル・ファンド)の誘導目標は2.00%付近で、現在アメリカの政策金利である0.00%から0.25%に比べ大幅に高い水準にあり、短期金融市場は依然不安定な状態で、ドル調達金利が上昇していることがわかります。 ドルロングは悪くない戦略か 世界的な株価の大暴落から取引参加者のモメンタムを考えると、とりあえずドルへの逃避という流れはもう少し続くのではないでしょうか。株価次第のマーケットに変わりはないものの、ドルロングは悪くない戦略に思えます。ただ、ドル円は既に107円台まで戻っているので、もう一段上を狙ったエントリーも悪くはありませんが、少し乗り遅れているのは事実なので106円ミドルあたりまで押し目を待って良さそうです。上値のターゲットは2…
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    2020年3月11日
    ボラティリティから身を守ろう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ大統領の景気刺激策期待から急回復 昨日はトランプ大統領の景気刺激策期待や、習近平国家主席の湖北省武漢市視察などが好感されてドル円は一時105円台まで急反発する展開となりました。米景気刺激策は早速ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長(米民主党)の会談が行われており、給与税の免税で合意するとの観測が出ています。新型コロナウイルスという世界的な緊急事態となるため、共和党と民主党の超党派で対応することになりそうです。 ボラティリティから身を守ろう マーケットに蔓延していた新型ウイルスに対する過度な警戒感はなくなったように思えますが、まだまだ値動きは激しいので、まずはポジションサイズを縮小して、とにかくボラティリティから身を守るべきです。ドル円を見ても値動きは通常の数倍ありますのでその分はポジションサイズを小さくするべきでしょう。 ドル円の立ち位置は改善!? 戦略としては各国が景気刺激策を打ち出すたびに強烈に巻き戻されてしまうので、いまのモメンタムでドル円を売っていくにはややリスクが高いように思います。日足チ…