FX力を鍛える有名人コラム

ケッティーのFXテクニカル虎の巻|第10回 トレンド転換を捉えるトレード②

読者の皆さま、こんにちは! さて、今回は「トレンド転換を捉えるトレード②」と題して、前回の続きを話したいと思います。前回の最後に私はこんな質問を投げかけました。

「あなたはエントリー後、ずっと含み益で利益が伸びていくポイントでエントリーをしたくないですか?」

イエス! と感じた方は、ぜひ今回からの連載をしっかりと読んでいただきたいと思います。

※この記事は、FX攻略.com2017年10月号の記事を転載・再編集したものです

【ケッティーのテクニカル虎の巻 連載記事】
第1回 自分の勝ちパターンを選ぶために
第2回 手法探しの旅からの解放
第3回 トレンドの始まりと終わり、真の押し目・戻り目エントリー
第4回 真の順張りのエントリーとイグジットタイミング
第5回 レンジはレンジでも質の異なるレンジの話
第6回 トレンドレスのレンジ 逆張りトレードについて
第7回 本当に専業トレーダーが美味しい仕事なのか?
第8回 逆張り手法アラカルト
第9回 トレンド転換を捉えるトレード①

短期と長期の足から転換ポイントを察知

トレンド転換手法は、タブーとされる相場の天井や底でエントリーをしていくことになります。ですから、いかにリスクを抑えたトレードをするかが大切になります。

転換手法でとても重要なのは、長期足と短期足を絡めた見方です。絶対条件として、長期足が転換ポイントに来ていることが大切ですので、長期足がそろそろ転換ポイントにやってくるなという察知ができるようにならなければなりません。

その優位性が高いポイントはいくつかありますが、今回紹介するのはトレンドレス相場の上限・下限となります。この場面において、短期足で転換手法を用いると、トレンドレス相場の上限もしくは下限の際で、きれいにエントリーができるようになります。今回ご紹介する長期足とは日足もしくは4時間足。短期足は1時間足以下と設定します。

天井/底を狙って大きな利幅を獲得

トレンドレス相場とは、図①のような形状になります。イラストから分かる通り、このような形状になっている日足をしっかり選ぶようにします。特にトレンドレス相場でのレジスタンスライン、サポートラインの2点目と3点目で仕掛けるようにします。

このように解説すると、4点目、5点目ではエントリーしてはいけないのか? という声が聞こえてきそうです。結論から言うと、4点目、5点目になると、ブレイクしてトレンドが発生する可能性が高くなるため、ブレイクしてしまうリスクを許容できるかを考え、エントリーするかしないかをご自身で決断しなければなりません。

では、このような長期足がトレンドレスな場面で、短期足はどのような形状になるかを見ていきましょう。代表的な形として挙げられるチャートパターンの一つをご紹介します。

相場の転換サインの形状として、とても有名なチャートパターンがWトップ、Wボトムです。ただし、今回私が紹介するのは、一般的なエントリーの仕方とは異なります。言ってみれば、誰よりも早くエントリーを仕掛けていくというところがミソになります。

一般的にはWが形成され、ネックラインを越えた後にエントリーするのがよく知られている手法ですが、デメリットとして、損切り値が深くなるという点が挙げられます。また、このポイントでエントリーをすると、一旦レンジ入りになった場合、少し含み益になったと思えば、含み損に転じることもあるなど、気を揉む状態がしばしば続きます。

ご自身の性格にもよりますが、私はエントリー後に、このようなどっちつかずの状態が続くのをとても嫌うタイプでした。駄目ならさっさと損切りになってほしい。利が乗るなら、さっさとある程度の含み益になって、気持ちに余裕を持って相場を見守りたい。

そんなジリジリとした気持ちをクリアするには、WやMの底や天辺で入るしかないなと感じたのです。しかしながら、ただ闇雲にトレンドの流れに逆らって逆張りエントリーばかりしていては撃沈します。そこで大切なのが長期足の形状なのです。

他者より先に入り損小利大を目指す

今回取り上げたトレンドレスの相場環境においては、長期足におけるレジサポラインでの反転を予測しておき、そのポイントで短期足がWボトム、Wトップになることを想定して仕掛けていきます。

長期足で優位性の高い場面を利用し、人より1歩早く入ることで損切り値を浅くし、利をしっかり伸ばしていくことが可能になります。

それでは、図①を見てみましょう。トレンドレスのレジスタンス付近ではWトップ、サポート付近ではWボトムの形状を想定し、それぞれイラストのようにポジションを持ち、損切り値を設定します。

利確はWが出現している短期足ではなく、長期足のトレンドレス相場の真ん中付近。もしくは、反対側のサポレジラインをターゲットにします。このように設定することで、損小利大のトレードができるようになります。

次回は具体的なチャートを参考にしながら解説いたします。

※この記事は、FX攻略.com2017年10月号の記事を転載・再編集したものです

【ケッティーのテクニカル虎の巻 連載記事】
第1回 自分の勝ちパターンを選ぶために
第2回 手法探しの旅からの解放
第3回 トレンドの始まりと終わり、真の押し目・戻り目エントリー
第4回 真の順張りのエントリーとイグジットタイミング
第5回 レンジはレンジでも質の異なるレンジの話
第6回 トレンドレスのレンジ 逆張りトレードについて
第7回 本当に専業トレーダーが美味しい仕事なのか?
第8回 逆張り手法アラカルト
第9回 トレンド転換を捉えるトレード①

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