現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第4回[井口喜雄]

疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します!

■「みんなのQ&A」質問リスト
Q1. 経済指標の線引き
Q2. ニュースとの付き合い方
Q3. プロトレーダーの取引環境
Q4. スマホやタブレットでも勝てる?
Q5. コツコツドカンの克服方法
Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰?

Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど)

Q7. お勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど)を教えてください (千葉県/40代/男性)

A. FX会社が提供している為替情報やTwitterはお勧めです

専門の情報端末と比べても遜色なし

普段、我々ディーラーはロイターやブルームバーグといった専門の情報端末を利用して情報を得ています。最近では個人トレーダーの方でもロイターやブルームバーグを情報源としている方は多いようですが、契約は高額で月に数十万円はかかりますので敷居は高いかもしれません。

そこで、お勧めしたいのはFX会社が提供している為替情報です。私が所属している「みんなのFX」でもニュースを配信しておりまして、経済指標などリアルタイムで更新されているものは別として、通常のニュースは専門端末と比べても速報性という意味では遜色ありません。トレードする上でFX会社のニュースは十分に機能しているといえます。

Twitterは情報拡散の速さが魅力

そしてスピードという意味ではTwitterを利用してはどうでしょうか。昨年のブレグジットのときには専門の情報端末よりもTwitterの情報拡散が速かったため、ディーリングルームではTwitterをモニタリングしながらディーリングを行っていました。そのため、通常時はFX会社から配信されている為替専門のニュースとTwitterの情報を基に分析するのが良いと思います。私も出社するときや休日にニュースを調べるときは「みんなのFX」のアプリで見ている他、Twitterを利用しています。

ただし、Twitterの場合は為替専門の情報端末ではないため、為替とは関係のない情報であったり、フェイクニュースであったり、利用する人の情報リテラシーが求められます。真偽不明の情報の場合は、内容を見極めてからトレードするのが良いと思います。

また、注意したいことが一点あります。取引スタイルは人それぞれ状況によって変わるため、人がお勧めするものを真似すれば良いというわけではありません。どの情報をどのように活用するのが自分の取引スタイルに合っているのかを見極めることがとても大切なことです。最後に私が個人的にフォローしているTwitterアカウントをいくつかご紹介いたします。

井口さんお勧めのTwitterアカウント

Sky News(英国)
ロンドンに拠点を置く24時間ニュース専門チャンネル

BBC News(英国)
イギリスBBC(英国放送協会)のニュース速報

Bloomberg(米国)
米国大手の経済・金融情報サービス会社

トランプ米大統領(日本語訳)
一般の方が翻訳されています

井口喜雄
私もマーケットに関して個人的な見解をつぶやいていますので、よろしかったらご覧ください

※編集部追記
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Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは?

Q8. プロの方は、相場のアノマリーをどうお考えでしょうか? (大阪府/50代/女性)

A. 根拠のないものが大半ですが、常に意識はしています

相場は市場参加者の心理を反映

アノマリーは、結果的にそうなったという不確定な要因や説明のつかない動きのときに都合良く使われることがあり、根拠がないものが多いです。これだけ聞くとあまり信用しない方が良さそうですが、私を含めてアノマリーを意識しているディーラーは割と多くいます。なぜならば、マーケットというものは市場参加者の心理で動意付くものだからです。

いくら説明のつかない動きでも、市場参加者の大半がドル円は上がると考えたら上昇します。そう考えた場合、アノマリーを軽視することはできません。実際にどのようなアノマリーがあるのかを押さえておきましょう。

最も意識されるのは季節要因

為替のアノマリーでは、季節要因、仲値、ゴトー日、窓埋め、サイクル、水星逆行、新月・満月、ジブリなどが一般的に知られています。その中でもディーラーが最も意識するアノマリーは季節要因です。

例えば、企業の決算月に発生するドルと円の需要は、3月が決算期になり、外貨を円に替える必要があるため、円が買われる傾向にあります。12月に入ると欧米企業の決算月でドルの需要が増すため、円安に振れやすくなると考えます。

その他、仲値やゴトー日に短期売買を行うときは方向感を意識してトレードしています。窓埋めに関しても、週末のレートから大きくかい離して月曜日にオープンした場合に、かなりの確率で窓を埋めてくる傾向にあるため、逆張りの絶好のチャンスと捉えることもできます。

また新月・満月、ジブリのような不確定で説明がつかないものでも気にしているディーラーは多く、特に新月と満月に関しては上手くトレードに活かすことができないかと思い、本気で熟考したこともあります。

意外かもしれませんが多くの市場参加者が意識しているアノマリー。頭の片隅に置いておくだけでもトレードに優位性が出てくるかと思います。

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※この記事は、FX攻略.com2017年7月号の記事を転載・再編集したものです

■「みんなのQ&A」質問リスト
Q1. 経済指標の線引き
Q2. ニュースとの付き合い方
Q3. プロトレーダーの取引環境
Q4. スマホやタブレットでも勝てる?
Q5. コツコツドカンの克服方法
Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰?

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井口喜雄(いぐちよしお)

トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、主に貴金属や石油製品のコモディティー市場を中心としたカバーディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。FX攻略.com公式サイトでもコラムを連載。

公式サイト:トレイダーズ証券

twitter:https://twitter.com/yoshi_igu

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