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月足トレードで生きてます|第12回 自己資金ゼロで老後資金を作る[ゆったり為替]

今回解説していただくのは、自己資金ゼロで老後資金を捻出する方法です。銀行の預金金利は依然として低く、年金制度の先行きも不透明なこの時代において、やがて訪れる老後のための資金確保は重要な課題となります。老後の資金面に対して不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、FX攻略.com2018年4月号の記事を転載・再編集したものです

【月足トレードで生きてます[ゆったり為替]】
第1回 私が月足を選んだ理由
第2回 月足トレードを好む理由
第3回 経済指標との付き合い方
第4回 政策金利とドル円の関係
第5回 豪ドル円・NZドル円のスワップポイントと月足トレード
第6回 消費者物価指数(CPI)上昇率と為替レートの関係
第7回 米雇用統計とドル円の関係
第8回 長期トレードでのポジションの取り方
第9回 平均購入単価の引き下げ方
第10回 長期トレードの資金管理について
第11回 損失を心配せずにスワップポイントを狙う考え方

老後資金は大丈夫?

月足の長期トレードをする場合、短期的な利益も狙いますが、どちらかといえば数年後以降に大きな利益になることを期待します。場合によっては、10年後、20年後になるかもしれません。あまりに長期なので途方もないように感じるかもしれません。しかし、デイトレードなどの短期取引と区別してトレードすることにより、FXの幅が広がります。 

短期取引:日々の収益を狙う、FXで楽しむ
長期取引:FXで年金を作る

さて、皆さまが老後を迎えるころ、果たして年金はもらえるでしょうか。何年たっても現在の支給額と同額をもらえると考えるのは、楽観的過ぎるかもしれません。また、貯蓄額は十分でしょうか。さらに、自分が老後を迎えるころに両親も健在ならば、両親への支援も必要になるかもしれません。自分がいつまでも若くて元気ならば良いですが、毎年、確実に年を取っていきます。

老後資金として必要な額は、いくらでしょうか。マネーパートナーズが試算できるページを公開しています。「地獄シミュレーター」です。経済的な面で見て、老後は天国か地獄かを感じ取れるツールです。


画像:マネーパートナーズ 

とてもしっかりしたシミュレーションができます。人によって老後に必要な額は異なりますが、5千万円あるいは1億円以上という結果になるかもしれません。しかし、その額を貯蓄と年金で賄える人は、どれくらいいるでしょうか。

見なかった振りをして生活することもできますが、老後は確実にやってきますので、不安を少しでも和らげる手段がほしいです。しかし、投資で稼ぐには元手となる資金と知識が必要です。誰でも資産を増やせるというわけにはいきません。そこで今回は、「自己資金ゼロで、FXで老後資金を作る方法」を検討します。

自己資金ゼロで老後資金を作る

自己資金がないのにFXで老後資金を作るという場合、大きく分けて以下の二つの考察が必要です。 

① どうやって投資資金を得るか
② どうやってFX取引をするか

投資資金を作る期間

今回、老後に焦点を当てていますから、月足トレードといってもその期間は超長期になります。すなわち、10年〜30年以上となります。ただいま50代という読者の皆さまも、30年以上という期間で考察できます。

というのは、退職年齢である65歳(または70歳)までに老後資金を全額稼がなければならないという性質ではないからです。定年退職後も稼ぎ続けます。年を取ると働いて稼ぐのは難しいですが、FXなら可能です。投資元本も、これくらいの長期で考えることができます。投資資金の全額を今すぐ準備する必要はありません。

投資資金を得る方法

では、自己資金ゼロでどのように投資資金を作りましょうか。それには、現在の利器を使います。すなわちインターネットです。現代社会は極めて便利で、インターネットにつながってさえいれば、いくらか稼げるようになりました。そして、それはスキマ時間を使ってできます。起床してからのちょっとした時間、通勤時間、昼食時間、就寝前などの時間を利用できるのです。例えば、こんな方法があります。

●ポイントサイトなど

ポイントサイトでゲームをすると、わずかですがお金をもらえます。また、ちょっとしたライティングをすることで、1回数十円〜100円規模でお小遣いを稼げます。

●クラウドソーシング

インターネット経由で業務を受注するものですが、本格的にやると大変です。スキマ時間でできる簡単なタスクでしたら、金額は安いですが少しずつ稼げます。

●自分の趣味を売る

たとえ「下手の横好き」であっても、自分が趣味としていることについては一般の人よりも造詣が深いです。そこで、その趣味を売ってお金に換えることができます。

自分の趣味を売れるサイト例として「ココナラ」がありますが、そこでは「愚痴を聞きます」「美味しいレストランを紹介します」という、ちょっと前ならお金にならなかったであろう趣味がズラリと並んでいます。こういうサービスを求めている人々がいるということですね。


画像:ココナラ

ここでご案内した方法などで投資資金を作れるわけですが、注意点は「頑張らない」ことです。頑張ってしまうと、副業と同じになります。多くの場合、大変になって長続きしないでしょう。あくまで、暇な時間に少しだけやるという姿勢です。 

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トレード手法は? 

上でご案内した方法ですと、稼げる金額は少なくなります。人によりますが、1か月で3000円(1日100円)が目途ではないでしょうか。継続が重要なので、頑張ってはいけません。1日100円でも大変だなあという場合は、自己資金を少し追加しても良いでしょう。

そんな資金で、果たして老後資金を作れるでしょうか。シミュレーションしてみましょう。トレード手法は至って簡単です。スワップポイント狙いで通貨ペアを買うだけです。ただし、円安のときにはポジションを作らない、またはごくわずかの数量にします。そして、円高のときになるべく多くの数量を買います。さらに、獲得したスワップポイントを使って別のポジションを作りましょう。いわゆる複利運用です。

今回のトレードは、老後を見据えて10年以上(あるいは30年以上)取引します。年を取り判断力が衰えてからもトレードすることになりますから、難しい方法は採用できません。可能な限り簡単にします。

なお、複利運用分を含めて、レバレッジは2倍未満が良いでしょう。数十年規模の取引期間ですから、何か大きなショックがあるかもしれません。2008年のリーマンショックが再度やってきても大丈夫というレバレッジ設定にしましょう。

また取引する通貨ペアですが、先進国通貨ペアを中心にします。すなわち、新興国通貨は取引しないか、取引してもわずかにします。というのも今回は老後資金という重要な内容であるためです。新興国通貨ペアはスワップポイントが大きいという特徴がありますが、国家の安定性がやや劣ります。安全を重視した取引をする場合、先進国通貨ペアを中心にしたいです。

さらに、この方法は簡単ではありますが、毎月の取引なので少々面倒臭いかもしれません。その場合は、SBI FXトレードの「積立FX」を使うのも良いでしょう。積立FXを使うと、毎月26日に指定した金額だけ自動で買い付けてくれます。SBI FXトレードは1通貨から買えますので、毎月数千円程度の入金でも取引可能です。


画像:SBIFXトレード

このトレード手法の前提は、「スワップポイントは常にプラスである」ということです。途中でスワップポイントが逆転するとつらいので、スワップポイントの予想がとても重要になります。

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取引結果のシミュレーション

では、上の取引を継続した場合の収益シミュレーションをしてみましょう(税金や振込手数料などは考慮していません)。毎月3000円をFXに投入するとします。すると、投入額は1年で3万6千円、10年で36万円、30年で108万円です。スワップポイントなしの状態で、30年で100万円越えです。

そして、スワップポイントを試算しましょう。現在のスワップポイントは低水準ですが、再び高水準になることもあるでしょう。その数字を予見することは難しいので、以下の例にします。 

例:豪ドル円をレバレッジ2倍で買い、年利5%の収益を見込む

この記事を書いている時点で、豪ドル円でレバレッジ2倍ならば3%くらいの収益になります。現在は超低金利なので、30年を見据える場合、5%はむやみに高い数字とはいえないと思います。

最初の1年で投入する金額は3万6千円です。その3万6千円の5%は1800円です。1年で1800円なので小さな額ですが、このお金を再投資して通貨ペアを買います。すると、毎年1800円もらえるのに加えて、複利運用のスワップポイントを得られます。

なお、1年目の投入額は3万6千円ですが、2年目以降も毎年3万6千円を投入します。30年分の為替レート水準を読むのは不可能ですから、金利水準のみで30年分シミュレーションしたのですが、30年後の資産額は少なくとも235万円を超えるという結果になりました。

今回ご案内した方法だけで老後資金を賄おうと考えるのは、少々無謀でしょう。しかし、自己資金が全くなくても、ある程度資金を作れることが分かります。また、円高のときに集中的に買うことにより、円安になった場合の含み益を期待できます。

この記事では、自己資金を全く使わないで資産を作ろうという、極端な設定で考察しています。そこで、自己資金も同時に投入する設定にすれば、老後資金の一部として期待できるかもしれません。ただし、全ての老後資金をこの方法で作ろうというのは危険です。どんなに安全に配慮しても、相場は何が起きるか分かりません。預貯金などと組み合わせながら、安全に十分配慮していきましょう。

※この記事は、FX攻略.com2018年4月号の記事を転載・再編集したものです

ゆったり為替さんの月足トレードスタイル

売買スタイル

長期トレードとリピート系注文に力を入れています。週足から月足を使うトレードが中心です。

トレードのスケジュール

【午前6時〜7時ごろ】
NYクローズ後のニュースを流し読み(5分くらい)。その後チャートを確認(5分〜10分)し、スプレッドが狭くなってきたところで売買。トレードに要する時間は、1日10分〜15分くらいです。

【日中】
日中は、バックテストをしたり、経済指標の分析やFX各社のツールの研究をしたりします(時間は決めず、満足できるまで没頭)。これをトレードに含めるならば、かなり長い時間FXをしているということになります。

取引しているFX会社

用途に応じて多数。最も資金を投入しているのはセントラル短資FXで、スワップ狙いをしたり、実験的なトレードをしたりしています。

チャート分析の環境

セントラル短資FX「クイック・チャート・トレード・プラス」を使用しています。


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主にトレードする通貨ペア

20通貨ペア以上を取引対象としています。週足〜月足のトレードの場合、通貨ペアを幅広く確認しないと取引機会が少なくなるためです。

トレードスタイルのポイント

キーワードは「老後」「年金不安」。年老いて働けなくなり判断力が衰えてもなお、FXを収益源にできるか、ということに重きを置いています。

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