自分の生活・性格に合う取引スタイルにすることが重要
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードと、ここでは三つのトレードスタイルを取り上げますが、これらの違いはポジション保有時間です。ポジションを持っている時間が変われば、狙う値幅や損切り時のマイナス金額、ファンダメンタルズの重要度、手数料の影響度が変化します。
また、チャートに縛られる時間にも影響があります。スキャルピングはたくさんのトレード回数をこなす必要があるため、どうしてもチャートを見る時間が長くなります。
さて、ここで重要なのは、どの取引スタイルが有利なのか、不利なのかという点ではありません。自分の生活や性格に見合ったスタイルを選択することが大切なのです。例えば会社勤めの方が、一晩中スキャルピングをやっていては、生活はいずれ破綻します。
取引スタイルに影響してくるのが、為替市場の一日の流れです。FXはほぼ24時間トレードできますが、動き方は時間帯によって変化します。得意な時間帯を持つことも、上手な資産運用の鍵になるといえます。
【スキャルピング・デイトレード・スイングトレード】三つの取引スタイルの違い
スキャルピング
数分、場合によっては秒単位のトレードです。ファンダメンタルズ分析は不要ですが、スプレッドの影響が大きい点に注意。また、素早い注文操作を求められるため、取引端末の性能も影響してきます。相場への拘束時間も長くなります。
デイトレード
1日単位でのトレードがこのデイトレード。原則的にオーバーナイト(日をまたいでポジションを保有すること)せずに、トレードを終えるスタイルです。スキャルピングとスイングトレードの中間の性質を持つため、最初に挑戦してみるのも良いでしょう。
スイングトレード
数日〜数週間以上ポジションを保有する長期スタイル。ファンダメンタルズは必須。含み損の幅が広くなりがちなので資金も必要ですが、スプレッドの影響が低いといえます。また、相場に拘束される時間は短くて済みます。
為替相場は世界中で24時間動き続ける!主要市場をチェック
ウェリントン市場/シドニー市場
1日の時間の中で最初に始まるのがオセアニア市場。
東京市場
円が主役の市場。ロンドンへバトンタッチ。
https://fx-koryaku.com/fx-technical-method/entry-signal-kizato-201703
https://fx-koryaku.com/kizato/ryugi-20170409-8
ロンドン市場
ヨーロッパ市場の主役!メインはユーロとポンド。
https://fx-koryaku.com/fx-technical-method/fx-bakaramura-entry-point-201707
ニューヨーク市場
市場注目度が最も高く変動率が大きい市場。
日本時間で見る値動きの特徴
7時〜16時
日本が主役となる時間帯だが、取引量はロンドンやニューヨーク市場に比べると少なめで、相場の値動きは比較的穏やか。
16時〜19時
ロンドン市場が開き、欧州勢が参加してくる時間帯。値動きが活発になる。
19時〜22時
米国で発表される経済指標によって大きな値動きを見せることも。
22時〜翌2時
ニューヨーク市場が開き、米国勢と欧州勢が合わさり1日の取引量が最も多くなる時間帯。
2時〜7時
値動きが穏やかな時間帯だが、金融・経済関連の重要イベントが行われる場合は相場が大きく動くことも。
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サマータイム(夏時間)とは?
主に欧米で採用されている、夏の間に時計の針を1時間進める制度。3月〜10月、ないし11月まで、欧米の経済指標発表や市場のクローズ時間が1時間早まります。
夏時間への切り替わりに伴う取引時間の変更については、その時期が近づくと口座開設しているFX会社からメールなどでお知らせがきます。「時間を勘違いしていて、経済指標発表時の乱高下に巻き込まれてしまった」なんてことのないよう確認しておきましょう。
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基本編3|FXの取引方法は[買う→売る][売る→買う]の2種類のみ
基本編4|FXの取引対象とは?円高・円安の仕組みと色々な国の通貨ペア
基本編5|FXの利益ってどれくらい?損益の計算方法【pip(s)・スプレッド】
基本編6|24時間トレードが可能なFX!3つの取引スタイルから選ぼう
基本編7|FX取引にいくら資金が必要?証拠金とレバレッジを学ぶ
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |